マルセル〜溶け込む鎖〜９ 感想レビュー
待ちに待った９巻！ 発売日に即買いして、一気に読み終えました。もう、心臓がバクバクして、読み終わった後も興奮冷めやらぬ状態です。 正直、このシリーズ、毎回ハラハラドキドキの連続で、心臓に悪い！って言いながらも、毎回買って読んでしまうんですよね。今回も例外ではありませんでした。
危険な魅力を放つA会長と、揺れるローの心情
A会長…あの圧倒的な存在感、カリスマ性、そして隠された闇。 もう、完全に沼落ち確定です。 危険な香りプンプンなのに、その危うさが逆に魅力的で、ローが惹かれる気持ち、ものすごくよく分かります！ ９巻では、A会長の過去や、彼の抱える苦悩が少し垣間見えた気がして、さらに彼への感情が複雑になってきました。 冷酷で残酷な一面と、ローへの優しさ（？）が同居しているのが、またたまらないんですよね。 まさに、禁断の恋！
潜入捜査と、加速する危険
ローのMEへの潜入捜査も、いよいよ佳境に入ってきましたね。 保安チームでの日々、そしてA会長との距離が近づくにつれて、危険度は増すばかり。 一歩間違えれば、命に関わる状況なのに、ローはそれでもA会長の元へ足を運んでしまう。 その強い意志、そしてA会長への強い想いに、胸が締め付けられる思いでした。 まさに、身を焦がすような恋ですよね。
マーク刑事との関係性
マーク刑事との関係も、今後の展開に大きく影響しそうですね。 姉の失踪という大きな事件を背景に、ローとマーク刑事の微妙な距離感も、見どころの一つです。 マーク刑事は、ローのことを心配し、時に厳しく、時に優しく接しているのが伝わってきて、彼なりの優しさを感じました。 しかし、ローの気持ちはA会長に傾いていて、その葛藤がまた切ない。 三角関係…というには少し違うけれど、複雑な人間関係が、物語に奥行きを与えています。
衝撃のラストと、今後の展開への期待
そして、衝撃のラスト！ まさか、あんな展開になるとは…予想をはるかに超える展開に、言葉を失いました。 ９巻を読み終えた今、もう次の巻が待ち遠しくて仕方ありません！ A会長とローの関係はどうなるのか？ 姉の失踪事件の真相は？ そして、マーク刑事の今後の行動は？ 様々な謎が未解明のまま、物語は次の段階へと進んでいきます。 この続きが読みたい！という気持ちでいっぱいです。
繊細な描写と、心に響くセリフ
このシリーズの魅力は、絵の綺麗さだけでなく、キャラクターの心情描写の細やかさにあると思います。 ローの揺れる気持ち、A会長の複雑な感情、そして周りの登場人物たちの微妙な感情の変化が、丁寧に描かれているのが素晴らしい。 また、心に響くセリフもたくさんあって、何度も読み返してしまうほどです。 特に、A会長のあのセリフは…もう、何度読み返しても胸が締め付けられます。
全体を通して
全体を通して、ハラハラドキドキが止まらない、本当に素晴らしい作品でした。 BL要素ももちろん魅力的ですが、それ以上に、人間ドラマとしての深みも感じました。 登場人物たちの苦悩や葛藤、そして、それぞれの思惑が複雑に絡み合い、目が離せない展開が続きます。 成人向けではないと謳われていますが、大人の女性が楽しめる、濃厚なストーリーだと思います。 恋愛だけでなく、ミステリー要素も含まれていて、飽きさせない構成も素晴らしいです。 次の巻の発売が待ち遠しいです！ そして、このシリーズ、いつまで続くのでしょうか？ 終わってしまうのが寂しいですが、最後まで見届けたいと思います。 １０巻、本当に楽しみです！ 早く読みたいです！！
個人的なツボ
個人的なツボとしては、A会長のあの表情と、ローのあのシーン。 何度読み返しても、胸がキュンとします。 あのシーンの描写が、本当に素晴らしかった！ そして、ラストシーンの衝撃的な展開… 想像もしていなかった展開で、本当に驚きました。 次の巻で、この展開がどう回収されるのか、今からとても楽しみです。 そして、A会長とローの関係性がどのように変化していくのかも、気になります。 この２人の関係性が、この物語の大きな魅力の一つだと思います。
まとめ
「マルセル〜溶け込む鎖〜９」は、期待をはるかに超える、素晴らしい作品でした。 危険な魅力を持つA会長と、揺れるローの心情、そして、複雑に絡み合う人間関係。 手に汗握る展開と、心に響くセリフの数々に、何度も読み返してしまうほどです。 次の巻が待ち遠しくて仕方ありません！ シリーズ全体を通して、この作品は、BL好きはもちろん、そうでない方にもおすすめできる、素晴らしい作品だと断言できます。 ぜひ、読んでみてください！
