してみて。(分冊版)第6話:胸キュンが止まらない!近くて遠い恋人たちの日常
久しぶりに手に取った「してみて。」の第6話。相変わらず、理生先輩とコタの甘酸っぱい恋模様に悶絶しながら読み終えました。もう、この二人の距離感、絶妙すぎて心臓が持たない! 今回は特に、恋人同士になった後の、幸せと不安が入り混じった日常が丁寧に描かれていて、本当に共感する部分が多かったです。
幸せの絶頂と、少しの不安
恋人同士になって、いつでも一緒にいられると思っていたコタの期待とは裏腹に、大学生活の忙しさ、そして一人暮らしの孤独感…現実の壁が二人の間に少しずつ影を落とす描写が、リアリティがあってグッときました。 キラキラした恋愛描写だけじゃない、リアルなすれ違いや、言葉にならないモヤモヤ感も丁寧に描かれていて、それがかえって二人の関係の深さを際立たせていると感じました。
特に印象的だったのは、コタの一人暮らしの部屋に理生先輩が泊まりに来たシーン。 あの、何気ない日常の風景の中に漂う、恋人としての温もりと安心感…もう、読んでるこっちが幸せになってしまいそうでした! さりげないスキンシップや、言葉にならない気遣い…二人の間の空気感が伝わってきて、本当に胸がいっぱいになりました。
そして、お待ちかねの「コタと一緒に住みたいな」発言! 理生先輩の、あのストレートな愛情表現に、完全にノックアウトされました。 普段はクールで大人っぽい理生先輩が、コタの前ではこんなに甘えん坊になるなんて…ギャップ萌えが止まりません! このシーンを読んだ後、しばらく放心状態でした(笑)。
リアルな描写が光る
この作品の魅力は、ただ甘いだけの恋愛描写ではないところだと思います。 大学生活の大変さ、一人暮らしの苦労、恋人同士だからこそ生まれるすれ違い…そういったリアルな描写が、二人の関係をより深く、そして魅力的に感じさせてくれます。 完璧な恋人同士というより、ちょっとずつぶつかり合いながらも、お互いを理解し、支え合おうとする姿に、本当に心を打たれました。 理想と現実の狭間で揺れるコタの心情も、丁寧に描かれていて共感できます。
自分が学生時代を思い出したり、今の自分の生活と重ね合わせてみたり… そうすることで、物語への没入感がさらに深まりました。 これは単なるBL漫画ではなく、青春の甘酸っぱさと、大人になるための少しの苦味を同時に味わえる、そんな作品だと感じています。
今後の展開に期待!
第6話で、二人の関係は新たな段階に入りました。 これから同棲に向けて、どのような困難や喜びが待ち受けているのか… 想像するだけでワクワクします! 二人の距離が近づくにつれて、新たな問題や葛藤も出てくることでしょう。 しかし、その壁を乗り越えていく二人の姿を見ることができると思うと、今から次の話が待ち遠しくてたまりません。
細部にまでこだわった作画
作画も素晴らしかったです。 キャラクターたちの表情や仕草、そして背景の描写…全てが繊細で、まるで目の前で二人の物語が繰り広げられているかのような錯覚に陥りました。 特に、理生先輩の優しい眼差しや、コタの照れくさそうな表情… 細かい描写が二人の感情をより鮮やかに表現していて、読む人をぐっと作品の世界に引き込んでくれます。 コマ割りや効果線の使い方も上手で、テンポの良い展開も魅力の一つです。
まとめ:リピ確定!
「してみて。」第6話は、まさに胸キュン必至の一話でした。 恋人同士になった後の、幸せと不安が混在する日常が、リアルで心に響きました。 二人の関係の深まり、そして今後の展開に期待が高まる、大満足の一話でした。 何度も読み返してしまうこと間違いなし! 単行本も既に購入済みですが、この分冊版も大切に保管しておきたいと思っています。 BL好きはもちろん、そうでない方にもぜひ読んでほしい、おすすめの一作です。 次の話が早く読みたい! そして、早く単行本で全編読みたい! そんな気持ちでいっぱいです。 本当に、素晴らしい作品でした。