【秒で分かるBL】ひとつ屋根の下BL vol.1を無料で試し読み！
【秒で分かるBL】ひとつ屋根の下BL vol.1の購入はこちら
【秒で分かるBL】ひとつ屋根の下BL vol.1 感想レビュー
寝る前の5分間、至福のひとときをくれる『秒で分かるBL』シリーズ。今回ご紹介するのは、第13弾「ひとつ屋根の下BL」vol.1です！ 無料という太っ腹な企画に、早速読みふけってしまいました。4作品全てが異なる魅力で、5分じゃ全然足りない！と、本気で思いました。
青木らき「どうしようもなく愛してよ」：胸が締め付けられる、危うい愛
まず、青木らき先生の「どうしようもなく愛してよ」。義弟×義兄という設定に、いきなり心臓を鷲掴みにされました。ダウナー系ヤンデレ義弟と、本能に抗う義兄という組み合わせ、まさに危険な香りがプンプンしますよね！ オメガバース要素も加わり、濃厚なフェロモンと、切ないまでの執着が、ページをめくる手を止めさせません。義兄の葛藤、そして義弟の歪んだ愛情表現… この先どうなるのか、続きが気になって仕方がない！ たった一話でここまで読者の心を掴むなんて、青木先生の筆力、恐るべしです。 甘く切ない、そして少し怖い、そんな複雑な感情が入り混じる、まさに中毒性のある作品でした。
上田にく「可愛がらないで、可愛がらせて」：ギャップ萌えが炸裂！
続いては、上田にく先生の「可愛がらないで、可愛がらせて」。親代わりとして育てた大学生と、引退済み伝説ホストという、これまた衝撃的な組み合わせ！ ギャップ萌えが炸裂する、まさにラブコメの王道を行くような作品でした。 大学生の方は真面目でちょっと不器用、一方の伝説ホストは…想像をはるかに超える色気で、ページをめくる度にニヤニヤが止まりませんでした。 ギャグ要素もふんだんに盛り込まれていて、クスッと笑える場面もたくさん。 シリアスな作品が多い中、この作品は純粋に楽しく読めました。 二人の関係性が今後どのように発展していくのか、今後の展開に期待大です！
緒川園原「恋の色香はわからない」：静かに胸を打つ、繊細な物語
緒川園原先生の「恋の色香はわからない」は、これまでの２作品とは全く異なる、静かで繊細な物語でした。 コミュ障で友達がいない主人公・友弦と、学生時代の唯一の友達との再会。 言葉にならない感情、ぎこちない会話… その中で徐々に明かされていく過去と、二人の間に芽生える感情。 淡いようでいて、胸にじんわりと温かいものが広がるような、そんな作品でした。 派手な展開はありませんが、繊細な描写と、二人の心情が丁寧に描かれていて、じんわりと心に響いてきました。 静かに、そして確実に心を掴まれる、そんな作品でした。 二人の関係性がどのように変わっていくのか、今後の展開を見守りたいです。
粒乃木つぶ「ねえ先輩、俺だけ見てよ」：世話好き後輩と頼りない先輩の微笑ましい日常
最後は、粒乃木つぶ先生の「ねえ先輩、俺だけ見てよ」。生活力皆無な先輩が、世話好きな後輩の家に転がり込む…という、これまた魅力的なシチュエーション！ 頼りない先輩と、それを支える後輩のやり取りが、とにかく微笑ましいです。 ギャップ萌えももちろんですが、二人の関係性が徐々に深まっていく過程が丁寧に描かれていて、読んでいて心が温かくなりました。 日常の些細な出来事の中に、二人の愛情が自然と滲み出ているのが素晴らしいです。 この作品も、続きが読みたい！と強く思わせる魅力がありました。 ほっこりする作品を読みたい方におすすめです。
まとめ：大満足の無料版！
4作品全て、それぞれ異なる魅力があり、あっという間に読み終えてしまいました。 無料とは思えないクオリティで、大満足です。 どの作品も続きが気になって仕方ないので、次の巻の発売が待ち遠しいです！ 「ひとつ屋根の下」というテーマも、それぞれの作品の世界観を際立たせていて、とても良かったです。 BL好きの方、そして「秒で分かるBL」シリーズ未体験の方にも、ぜひおすすめしたい一冊です！ 寝る前の5分、いえ、もっと長い時間、幸せな時間を過ごせること間違いなしです！ それぞれのカップリングの個性と魅力が最大限に引き出されていて、本当に素晴らしい作品集でした。 今後のシリーズ展開にも期待しています！
