恋人はボディガード【分冊版】4 〜胸が締め付けられる、切ない恋の行方〜
待ってました！「恋人はボディガード【分冊版】4」！ もう発売日に即ポチしちゃいました。このシリーズ、毎回ドキドキが止まらなくて、今回も読み終えた後、放心状態…なんていうか、心臓がバクバクしながら読み進めて、最後は静かに余韻に浸る、そんな独特の感覚を味わえます。特に今回の分冊は、「un forgettable」と「訣別」という、タイトルからして重厚な空気感が漂うエピソードが収録されているので、発売前からワクワクと同時にちょっと不安もありました。でも、読んでみて本当に良かった…！！
「un forgettable」：忘れられない記憶と、揺れる気持ち
「un forgettable」は、過去の出来事が現在に影を落とす、切ないエピソードでした。主人公であるボディガードの玲司さんと、依頼主である社長の黎央さんの関係性が、さらに深く掘り下げられているのが印象的でしたね。過去に起きたある事件が、二人の間にある見えない壁を作っていて、その壁を乗り越えようとする玲司さんの苦悩が痛いほど伝わってきました。 玲司さんの、黎央さんへの深い愛情と、同時に抱える葛藤…言葉にならないほどの想いが、繊細な描写で表現されていて、何度も読み返してしまうほど心を揺さぶられました。
特に、二人の過去が少しずつ明らかになるシーンは、胸が締め付けられるような感覚でした。過去の出来事が、現在二人の関係にどう影響を与えているのか、そしてこれからどう変わっていくのか…ハラハラしながら読み進めました。二人の表情や仕草、そして何気ない言葉の端々に、過去の傷跡と、それを乗り越えようとする強い意志が感じられました。 玲司さんの強さと優しさ、そして少し不器用な愛情表現に、何度涙腺が崩壊しかけたことか…。 黎央さんの、複雑な感情も、とてもリアルに描かれていて、感情移入せずにはいられませんでした。
「訣別」：決断の重さと、未来への希望
「訣別」は、タイトル通り、大きな決断を迫られるエピソードでした。今まで積み重ねてきた二人の関係が、大きな試練に直面する展開は、まさにジェットコースター！読み終わってからしばらく、放心状態でしたね…。 このエピソードでは、二人の関係性が新たな局面を迎えるわけですが、その過程が丁寧に描かれていて、二人の苦悩や葛藤が胸に響きました。 特に、玲司さんの決断のシーンは、彼の揺れる心情が克明に表現されていて、感動しました。 今まで以上に、玲司さんの黎央さんへの愛の深さが伝わってきて、もう…号泣です。
今まで積み重ねてきた信頼関係、そして二人の間の愛情を、丁寧に積み重ねてきたからこそ、この「訣別」の重みが際立っているように感じました。 決してハッピーエンドとは言えないけれど、この結末は、二人の未来への希望を感じさせるものでした。 読後感は、切ないけれど、同時に温かい、そんな複雑な気持ちになりました。 この作品を読み終えた後、しばらくは二人のことを考え続けてしまう、そんな余韻の深さも魅力です。
全体を通して…
この分冊で描かれた二人の物語は、まさに「恋人はボディガード」シリーズの真骨頂と言えるでしょう。 繊細な描写と、登場人物たちの心の機微を丁寧に描き出した筆力に、ただただ感銘を受けました。 特に、今回は、過去の出来事や、二人の関係性の核心に迫るエピソードが収録されていたので、今まで以上に二人の絆の深さを感じることができました。 そして、読み終わった後の余韻の深さも、この作品の魅力の一つだと思います。 しばらくは、この余韻に浸っていたい…そんな気持ちでいっぱいです。
二人の関係の未来はどうなるのか、今後の展開が今から楽しみです！ 次の分冊の発売が待ち遠しいです！ そして、このシリーズを読み始めた当初から感じていたことですが、作画も本当に美しいですよね。 キャラクターの表情や仕草、そして背景の描写に至るまで、細部まで丁寧に描かれていて、読み進める度に引き込まれていきます。 絵の美しさも、この作品の魅力をさらに高めていると感じています。 本当に素晴らしい作品に出会えて、幸せです。 この感動を、ぜひ皆さんにも味わってほしいです。 迷っている方がいたら、ぜひ読んでみてください！ 後悔はしないと思いますよ！
