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Charles Mag -エロきゅん- vol.48 感想レビュー
キラキラした表紙と、タイトルの「エロきゅん」という言葉がもう既に私のツボをくすぐる、そんなCharles Mag vol.48。今回も期待を裏切らない、濃厚で多様なBLの数々が詰まっていて、読み終えた後には幸せな倦怠感に包まれました。それぞれの作品の魅力をじっくりと語らせてください！
読み切り「庄司くんは囚われたくないのに」 本田ミル先生
まず目を奪われたのは、読み切り「庄司くんは囚われたくないのに」。カースト真逆な二人のルームシェアという設定、すでに最高じゃないですか？！ 一見クールで高嶺の花な庄司くんと、そんな彼を翻弄する元気いっぱいな相手…そのギャップがたまらない。キスシーンの描写も繊細で、二人の感情の高まりが手に取るように伝わってきました。特に、普段はクールな庄司くんの動揺っぷりが可愛くて仕方なかったです。読み終わった後、この二人のその後が気になって仕方ありません！もっと二人の日常が見たい！もっと絡んでほしい！そんな願望が募る、素晴らしい読み切りでした。
最終回「ナカから全部教えてよ6」 かけたま先生
そして、お待ちかねの最終回「ナカから全部教えてよ6」。玖珂くんと、彼の素直じゃない気持ちを理解しようとする相手…もう、この二人のやり取りだけでご飯３杯食べられます！（笑）これまで積み重ねられてきた二人の関係性が、最終回で美しく結実していく様は、まさに感動モノ。コメディ要素も絶妙に散りばめられていて、笑いあり涙ありの展開に終始胸がいっぱいでした。特に、あるシーンでの玖珂くんの表情の変化…もう、言葉にならない！筆致の繊細さ、感情表現の豊かさ、全てが完璧で、何度も読み返してしまいました。この作品に出会えて本当に幸せです。
「先輩、恋は何色ですか？3」 おもちち先生
「先輩、恋は何色ですか？3」は、まさかの元カレ登場！ドキドキハラハラが止まらない展開に、ページをめくる手が止まりませんでした。元カレの登場によって、二人の関係性が揺らぎ、新たな問題が浮上…その緊迫感と、主人公たちの葛藤がリアルに描かれていて、感情移入せずにはいられませんでした。特に、あるシーンでの主人公の心情描写には心を揺さぶられ、涙が止まりませんでした。このシリーズは、毎回、予想外の展開で驚かされますが、今回は特に衝撃的でした。今後の展開が気になりすぎて、早く次の巻が読みたいです！
「二角獣は金髪がお好き？4」 相音きう先生
ミステリアスな雰囲気漂う「二角獣は金髪がお好き？4」。奇妙な玩具…その言葉だけで、想像力を掻き立てられますよね。玩具を通して二人の関係性が深まっていく様は、見ているこちらがドキドキしてしまうほど官能的で、かつ、二人の心の機微が丁寧に描かれていて、とても魅力的でした。特に、アランの真意を探ろうとするルークスの行動には、彼のアランへの想いの深さを感じました。このシリーズも、独特の世界観と、緻密な描写に惹きつけられます。毎回、新しい発見があって、飽きさせません！
「堕としてやるよ、社長様2」 芥先生
そして、「堕としてやるよ、社長様2」。謎の美青年・カイ…その存在感だけで物語に深みを与えてくれます。社長とカイの、立場も性格も全く違う二人の関係性がどのように発展していくのか、目が離せません！カイの正体、そして二人の未来…想像するだけでワクワクします。特に、社長のカイに対する態度と、その裏に隠された複雑な感情の描写が、とても印象的でした。このシリーズは、毎回、予想外の展開で読者を魅了してくれます。
まとめ
全体を通して、それぞれの作品に作者の個性が光っていて、どれも甲乙つけがたい魅力を持っていました。読み応えのある作品ばかりで、値段以上の価値があると感じました。また、各作品の作画も素晴らしく、キャラクターの表情や仕草、そして背景に至るまで、細部まで丁寧に描かれていて、見ているだけで幸せな気分になります。
個人的には、「ナカから全部教えてよ6」の最終回は、本当に感動的で、何度も読み返してしまいました。他の作品も、それぞれに魅力があり、どの作品もおすすめです。BL好きの私にとって、このアンソロジーはまさに至福の一冊でした。次のCharles Magも、今からとても楽しみです！ 様々なカップリングやシチュエーションが楽しめるので、BL初心者の方にも、ベテランの方にも自信を持ってお勧めできます！ ぜひ、あなた自身の「エロきゅん」を見つけてみてください！
